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 工芸技術などの無形の文化的所産で我が国にとって歴史上または芸術上価値の高いものを「無形文化財」といいます。無形文化財は、人間の「わざ」そのものであり、具体的にはそのわざを体得した個人または個人の集団によって体現されます。国は、無形文化財のうち重要なものを重要無形文化財に指定し、同時に、これらのわざを高度に体現しているものを保持者または保持団体に認定し、我が国の伝統的なわざの伝承を図っています。そのうちの一部をご紹介します。

田島 比呂子

森口 華弘

福田 喜重

山田 貢

羽田 登喜男

玉那覇 有公

北村 武資


「堰出し友禅」を特技とし、独自の世界を構成する。堰出し友禅は柄がくっきりと、立体的に浮かび上がってくるが、それにうたせ糊の技法で色彩に深さと味わいを持たせているのが特徴となっている。
野鳥の観察を基に、鶴、鴛喬、鴬、鴎といった鳥や、また野の花木、自然現象などを題材として多くとり上げ、生き生きとした自然界の厳しさや生命感を愛情をこめた穏やかな色調に描き出し、詩情豊かな作品としている。

大正11年 (1922) 東京都に生まれる 本名 博
昭和11年 (1936) 高村樵耕に師事し友禅技法を習得
昭和30年 (1955) 本格的な創作活動に入る
昭和36年 (1961) 日本伝統工芸染織展にて日本経済新聞社賞
昭和41年 (1966) 日本伝統工芸展にて日本工芸会総裁賞
昭和42年 (1967) 日本伝統工芸展監査貝
昭和47年 (1968) 日本工芸会理事
昭和62年 (1987) 紫綬褒章
平成5年 (1993) 勲四等旭日小綬章
平成10年 (1998) 日本伝統工芸展にて日本工芸会保持者賞
平成11年 (1999) 重要無形文化財「友禅」保持者に認定
 
現在 日本工芸会正会員 理事


染め・刺繍・すり箔の三つの技法を駆使して、繊細な刺繍の総合芸術を目指している。刺繍は手間と根気のかかる大変な作業であるが、それをさりげなくみせ、全体的に調和の取れた品格の高い作品となっている。一針一針思いを込めた精緻な刺繍が、巧に地色や箔にとけ込んで、奥行きを感じさせる独自の世界を表現できるよう努めている。

昭和 7年 (1932) 京都市に生まれる
昭和23年 (1948)
家業を継ぎ、父喜三郎より刺繍の技術を習得
昭和46年 (1971) 福田染繍研究所を創設
昭和51年 (1976) 日本伝統工芸展に入選
昭和53年 (1978) 日本伝統工芸染織展にて東京都教育委員会賞
   
日本伝統工芸展にて奨励賞

昭和55年
(1980) 日本伝統工芸展奨励賞(文化庁買上)
   
個展(銀座 資生堂)
昭和56年 (1981) 個展(京都 朝日画廊)

昭和60年
(1985) 個展(銀座 資生堂)
平成 1年
(1989)
個展(銀座 資生堂)
平成 4年 (1992) 京都府無形文化財「刺繍」保持者に認定
平成 9年 (1997) 重要無形文化財「刺繍」保持者に認定
平成11年 (1999) 紫綬褒章
 
現在 日本工芸会正会員 参与


伝統的な「もち糊」を用いた糸目糊彩色の手法を特徴としている。
「もち糊」の糸目の線は、無駄がなく、変化に富み、力強く、作品の味わいを深め独自の世界を構成する。好んで使用される波、干し網、麦、小鳥といった独自のモチーフは、色彩の整理、厳しい図柄の構成によって一段と格調高いものとなっている。

明治45年 (1912) 岐阜県に生まれる
大正15年 (1926) 友禅師 中村勝馬(人間国宝)に師事し友禅技法を習得する。
昭和26年 (1951) 独立し世田谷に工房をもつ
昭和32年 (1957) 第四回日本伝統工芸展に入選
昭和41年 (1966) 日本伝統工芸染色展にて文化長官賞
昭和44年 (1969) 大塚テキスタイル学院友禅科の講師
昭和46年 (1971) 東京芸術大学美術学部の非常勤講師
昭和51年 (1976) 日本伝統工芸展にて奨励賞
昭和57年 (1982) 世田谷区特別文化功労賞
昭和58年 (1983) 勲四等瑞宝章
昭和59年 (1984) 重要無形文化財「友禅」保持者に認定
平成7年 (1995) 個展(東京 小田急)
 
現在 日本工芸正会員 参与


伝統的な紅型の技術を習得された後、染料・顔料・糊の研究を重ねられ、さらに高度な技術が認められた。
すべての工程を一貫してご自身の工房で行われ、伝統的な紅型の制作体系を守られている。
特に手間と困難な技術が要求される、両面染(表と裏の両方に型付けをして染める)の伝統技法にも積極的に取り組まれ、技術保存に努力されている。

昭和11年 (1936) 沖縄県石垣島に生まれる
昭和36年 (1961) 城間栄喜氏元で琉球紅型の修行をする
昭和47年 (1972) 第24回沖展「奨励賞」受賞
昭和49年 (1974) 第26回沖展「沖展賞」受賞
昭和50年 (1975) 日本伝統工芸展初入賞
昭和52年 (1977) 西部工芸展「金賞」受賞
昭和58年 (1983) 沖縄タイムス芸術選賞「大賞」受賞
昭和60年 (1985) 西部工芸展20周年記念特別賞受賞
平成3年 (1991) 日本伝統工芸展文部大臣賞受賞
平成8年 (1996) 重要無形文化財(紅型)保持者認定


正倉院天平裂、有職織物など歴史に埋没せんとする織技を解明、復元してその成果を、紋織、羅、経錦(たてにしき)等の創作に結びつけている。
作品はいずれも伝統的な織物を構成する組織を変化させ、美的に表現したものである。織技の解明、継承を求めつつ、「現代に生きる織」を志向している。

昭和10年 (1935) 京都市に生まれる
昭和40年 (1965) 日本伝統工芸染色展にて優秀賞
昭和42年 (1967) 日本伝統工芸染色展にて奨励賞
昭和43年 (1968) 日本伝統工芸展にてNHK会長賞
昭和44年 (1969) 日本伝統工芸染色展にて奨励賞
昭和49年 (1974) 日本伝統工芸展にて奨励賞
    日本伝統工芸近畿展にて特別賞
昭和50年 (1975) 日本伝統工芸染色展にて東京都教育委員会賞
昭和51年 (1976) 日本伝統工芸染色展にて奨励賞
昭和53年 (1978) NHK文化シリーズ「古代の紋織」に出演
昭和55年 (1980) 日本伝統工芸染色展にて奨励賞
昭和58年 (1983) 個展(銀座 和光)
昭和60年 (1985) 日本伝統工芸染色展にて保持者撰賞
平成2年 (1990) 京都府無形文化財「羅」「紋織」保持者に認定
平成4年 (1992) 個展(銀座 和光)
平成6年 (1994) 日本伝統工芸展保持者撰賞
平成7年 (1995) 重要無形文化財「羅」保持者に認定
平成8年 (1996) 紫綬褒章
平成11年 (1999) 京都府文化功労賞
平成12年 (2000) 重要無形文化財「経錦」保持者に認定
 
現在 日本工芸会正会員 理事


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