着物の種類
振り袖
訪問着

付下
小紋
色無地
留袖

着物豆知識
各部名称
お出掛の前日は
立ち居振る舞い
マナーについて
着崩れSOS
汚した時のSOS

着物のお手入れ
着物のたたみ方
保管の仕方

着こなし術
ヘアメイク図鑑
写真の撮られ方


着物の魅力
国宝着物
着物を創る人
文学の世界へ…
美しい文様


新健勝苑のシステム
トータルサポート
オーダーのよさ
新健勝苑の良い所






HOME会社概要店舗情報お問合せサイトマップ

 

 

あげはちょうもん
おうぎもん
平安中期以降に流行し平家ゆかりの家々の家紋としても受け継がれてきた文様。形の優しさ色の美しさ、舞う姿の可憐さで好まれ花と組み合わされて、振袖や留袖などの文様として広く用いられます。

扇は末広とも呼ばれる縁起のよい文様。扇子を広げた形や半開きの形で、多くは扇子の中に草花や小紋柄を描いて、用いられます。吉祥の柄として留袖や振袖をはじめよく使われます。

ありすがわもん おしどりもん
桃山時代前後に中国から渡来した名物製の文様で有栖川宮の所蔵であったことからこの名がつきました。鹿や馬飛竜を直線で囲んだ色彩豊かで格調高い美しさが好まれ留袖や訪問着に用いられます。 おしどりは姿も羽も美しく、雌雄が常に一緒にいて夫婦仲が睦まじいことから、おめでたい柄として帯や留袖などの礼装に用いられます。雄の翼の一部は銀杏の葉のように描かれ思羽(おもいば)ともいわれます。
いちまつもん
かいおけもん
江戸時代の中頃、美貌の歌舞伎俳優、佐野川市松が袴に用いて舞台に出て大流行した文様。黒と白、赤と白などの異なった二色の正方形を交互に並べたもので石畳文、霰(あられ)文、碁盤目文とも呼ばれています。 平安時代の遊戯、貝合わせに使う貝を入れておく美しい蒔絵などを施した華麗な桶の文様。上品な古典文様として紐や花をあしらい、振袖や留袖などの礼装や華やかな帯の柄としてよく用いられています。

 

 

かたわぐるまもん
きっこうはなびしもん

平安時代に牛車の車輪を乾燥から防ぐために水に浸していたものを図案化したとも、車輪を洗うために鴨川にひたした様子ともいわれます。草花を添えて雅やかな文様として留袖や帯に用いられます。

亀の甲羅の形から名付けられたもので、最も辺の多い六角形の文様を亀甲文様と呼びます。亀甲花菱文様は亀甲の中心に花菱をおいたもので金襴織が原作といわれています。

かのこ
きっしょうもん
鹿の背中の白い斑紋を文様化したもの。織り刺繍、絞りなどで表現されますが、絞り染が有名です。鹿の子絞りはきもの、羽織、長襦袢半衿、帯揚げなどに広く使われ、本匹田絞りのきものは大変高価です。 吉祥とは、よいきざしとかおめでたいという意味で、それに合った文様を総称して吉祥文と呼びます。鶴、亀、鳳凰、瑞雲、竜、松竹梅、菊、蝶、四君子などで留袖や振袖に他の文様と組み合せて用います。
からくさもん げんじぐるまもん
蔓(つる)草が流線形にからみ合った文様で、葉や花や果実があしらわれて用いられます。世界中で広く見られ、日本には奈良時代に中国(唐(から))を経て使われました。葡萄(ぶどう)唐草、牡丹唐草、菊唐草などがあります。 平安時代に貴族が用いた牛車を文様化したもので、室町時代から江戸時代にかけて新しく用いられるようになりました。様々な建物や風景を添え、格調高い古典柄として留袖、振袖、帯などに用います。

 

 

ごしょぐるまもん たからづくし
天皇や高貴な人が乗る牛車のことで、宮中へ参内する時に用いたので御所車の名があります。源氏車文とも呼び、花や流水や建物を添えて用い、典雅な文様として振袖や留袖、帯地などにも使われています。

如意宝珠(にょいほうじゅ)(願いのかなう宝の玉)宝鑰(ほうやく)(かぎ)打出の小槌、金嚢(きんのう)(お金を入れる袋)、隠蓑、隠笠、丁字(ちょうじ)、宝剣、宝輪、法螺(ほら)などの宝物を散らした吉祥文のひとつ。福徳を招く文様として礼装に多く用いられます。

すみながし たてわくもん
水面に墨汁や顔料を浮かせて波紋状の曲線文様をつくり、それを布地に移して染める技法のこと。越前武生で染めはじめたので越前墨流しの名があります。現在は多彩で羽織、きもの、染帯に用います。 波形の曲線が二本向き合って並んだ文様で、奈良時代から染織品に多用される有職文様のひとつ。ふくらんだ部分に詰める文様により菊立涌、雲立涌、花立涌、波立涌などと呼び多くの種類があります。
せいがいは
たばのしもん
同心円の弧を互い違いに重ねた波文様で、古く中国の青海国ではじまった雅楽「青海波」の舞曲に用いる衣装の文様にちなんだ名称です。古来吉事に用いられ吉祥文として礼装や帯に幅広く使われています。
熨斗は鮑(あわび)の肉を薄くはいで伸ばし紙の間にはさんで祝儀の贈物にそなえたもの。この延寿のしるしを誇張して文様化したのが熨斗文で、束ね熨斗や暴れ熨斗など吉祥文を中に描き振袖や留袖、帯に用います。

 

 

つゆしばもん
ぼたんからくさもん
芝草に露の玉がついているさまを、三日月形の草と小さな水玉で表した文様。染文様としては夏のきものや帯に用いられ、地紋や他の文様との組み合せで描かれたときには、四季を問わずに使います。

中国で高貴のしるし。花の王とされる牡丹と唐草を組み合せた文様で室町時代から近世まで唐草文を代表する文様でした。特に中国の宋や元から伝来した名物製に優れた意匠が多く残されています。

ひおうぎもん
まつかわびしもん
檜扇は平安時代の貴族の装身具で、檜の薄板の上部を絹糸でとじた扇です。中に美しい彩色で吉祥や草花の文様などを描き、飾り結びの長い紐と房で流麗な動きをつけて、振袖や帯などに用いられます。 菱形の上下に小さな菱形を重ねた連続文様。松の木の表皮に似ているのでこの名がつきました。地模様や帯柄、江戸小紋などに用いたり、この形を平面で区切り文様付した松皮菱取りも多用されます。
ほうおうもん
ゆきわもん
鳳凰は中国で瑞(ずい)鳥として尊ばれた想像上の鳥。名君によって天下が泰平になれば現れるおめでたい鳥で、雄が鳳、雌が凰、飛鳥時代から現代まで格調の高い吉祥文様としてきものや帯に用いられます。
雪の結晶の六角形を円形に描いた線文様。古く平安時代からあり桃山時代の能装束によくみられます。雪輪の中に花文様を詰めたり文様の区切りに用いたりし、礼装から小紋、帯に幅広く使われます。

Copyright (C) 2008 shinkenshoen.co,ltd All Rights Reserved