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袖付けや前身頃などの縫い目のところできれいに連続するように柄付けされているのが訪問着の特長。きもののかたちに仮に縫い上げてから下絵を描き手間をかけてつくられているので、訪問着には留袖や振袖にまけない高価な逸品ものもあります。社交着として幅広く装えるので、古典柄やモダン柄を上手に着分けて訪問着ならではのおしゃれを楽しみましょう。


結婚した後、嫁ぎ先や自分の身内の結婚式に出ることがありそうなら、若向の華やかな柄を選んでおきます。もし、どちらの兄弟姉妹やいとこの結婚式にも出ることがないなら、先のことを考えて、年齢よりも少し地味めのものを選んでおくといいでしょう。また、友人や会社の同僚などの披露宴に招かれたときのためには、若々しくて上品な印象の色留袖を誂えておくと重宝です。いずれも小物一式をまとめて揃えるようにしましょう。


改まった席に装う訪問着は、淡く優しい地色を選んでおくと長く着用でき重宝ですが、紋をつけずにおしゃれな社交着として着こなす場合は、個性を主張する濃い地のものなども楽しんでみましょう。友禅染だけにこだわらず、更紗調やろうけつ染めなどのおしゃれっぽい訪問着や、紬の訪問着などを二枚目、三枚目の装いとして揃えたいものです。


留袖や訪問着など高価なきもので特に金箔のつかわれているものは保管の際、湿気に注意しましょう。何年もタンスの中に入れたままにせず、時々広げて風を通してあげるのが大切なきものへの思いやりです。

礼装として着こなす訪問着用には礼装の袋帯を合わせて格調高く装います。また、ぞうりやバッグも、金銀の光沢のあるものや佐賀錦風の織物のものを合わせます。社交着として着こなす場合は、遊び心をとり入れて個性的にコーディネイトします。帯揚げは絞りやりんずの色もの、帯締めは平組、丸組どちらでもいいのですが平組の方がやや改まった感じ。伊達衿の配色でおしゃれっぽい印象を出してみましょう。写真は幻想的な辻が花模様の訪問着に袋帯を合わせ小物で洒落感を出したパーティ向きのコーディネイトです。

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